中身のない読書感想文
稀品堂の終り(辻井喬「国境の終り」より)
あらすじ 山の手のどこかにある画廊「稀品堂」を経営する大沢が主人公。大沢とその恋人?で美容室を経営する稲葉光子を中心に物語が進みます。 | |
感想のようなもの 読みやすかったです。中盤以降は、辻井さんの消費社会に対する考え方が何となく透けて見えてくる気がしました。光子がフランチャイジーになることを逡巡するシーンがそうでしょう。光子の中にあるチェーン店に対する否定的な考えは、まるで同じものが私の中にあります。 ネタバレまあ結局光子は自分の店をフランチャイジーにする決断をするわけですが | |
ネタバレ | |
備考 初出誌:「海燕」1990年2月号 |