はっきり言って、今年のスワローズはめちゃくちゃ弱いです。4年前、3年前にリーグを二連覇したんですが、それが嘘のように弱いです。
二軍も最下位
スワローズの深刻なのは、一軍も二軍も最下位な所です。二軍には独立リーグから鞍替えしてきた新潟アルビレックスと言うチームが昨季から加盟していて、昨季は新潟がダントツ最下位だったのですが、今年は新潟を差し置いてスワローズが最下位(5/29時点)なのです。これはどういうことかと言うと、選手層が極めて薄いと言うことです。日本のプロ野球チームは1チーム60~70人の選手(一軍の試合に出場できない「育成選手」も含めれば球団によっては100人を超えるチームもある)が居て、ヤクルトにも67人の選手が居るのですが、パッとしない選手ばっかりで非常に弱いのです。
けが人続出
スワローズは伝統的にけが人が多い(何故かは不明)ことで知られており、今年は例年以上に洒落にならないレベルで怪我による離脱者が続出しています。
 2025年5月29日放送「SWALLOWS BASEBALL L!VE 2025 東京ヤクルト×中日」(フジテレビONE・フジテレビオンデマンド、制作・著作 株式会社フジテレビジョン)より引用 |
引用した図に記載されている選手は全員主力級、少なくとも一軍クラスの選手です。特にチームの顔であり軸であり核である村上の離脱は致命的です。これだけでも充分痛いのですが、追加で守備でも攻撃でも大きな戦力である長岡も離脱してしまいました。塩見も攻撃上欠かしがたい選手ですが、はここ数年毎年のように離脱しています。(逆を言えば塩見が健康だった年は強かった)このように、主力に怪我人が相次いでいることと、それを埋める選手はどうしても元の選手より格落ちになってしまうこと、戦力が薄すぎて調子の悪いの選手を起用せざるを得ない事などが重なって、一軍二軍共最下位を独走する事態となっています。